足の痛み
足の痛みについて
日常生活において、足は非常に重要な役目をしています。
足に痛みがあると出かける気にもならず、ふさぎ込んでしまったり、スポーツでも十分なパフォーマンスが発揮できなかったリします。
一言で足の痛みと言うと簡単ですが、実は痛む場合でも「足首が痛い」「膝が痛い」「片方だけ痛い」で変わってきますし、痛み方も「動かすと痛い」「しびれるような痛み」「鈍い痛み」などで複雑に分類されます。そのため患者様の症状に合わせて治療を行う必要です。
膝について
- こんなお悩みありませんか
- □膝が痛み歩行が難しい
- □階段の上り下りで痛む
- □膝が変形しているような気がする
- □膝に水が溜まりやすい
変形性膝関節症
通常、膝関節は軟骨や関節液が機能することによって、痛みもなく全身の体重を支え、歩行することができます。しかし、老化もしくは若くても日常的に膝への負担が多い場合は軟骨がすり減ったり、関節液が足りなくなったりしてしまい発症します。
症状は膝の痛み以外にもこわばり・ぐらつき・軋みなどがあり、また悪化してしまうと歩行そのものが難しくなり寝たきりになってしまいます。
特に老化の場合は慢性的な症状になり、痛みだすときには症状がかなり進行している可能性が高いので早めの治療を心がけて下さい。
関節リウマチ
主に40代以降の女性が発症しやすく、体内の免疫機能が正しく動かなくなり、関節の中にある組織を攻撃してしまう免疫機能疾病です。
指等の小さな関節から始まることが多く、その後各関節に症状が広がります。日本人は膝関節に症状が出やすくなります。痛みやしびれと独特のこわばりが主な症状になります。
長期間放置してしまうと膝関節が破壊され、寝たきりになってしまうので危険です。
少し前までは難病として恐れられていましたが、現代では症状を食い止めることができますので、気になる方は是非ご相談下さい。
外反母趾(がいはんぼし)
外反母指は親指が小指側に曲がっている状態を指します。約95%が女性で、女性にとって非常に身近な病気になります。症状は親指の付根の痛みに始まり、悪化すると脱臼を引き起こしたり、身体のバランスが崩れることによって腰痛などにもつながりやすくなります。原因は遺伝の要素も大きいですが、歩き方や足に合わない靴の着用や運動不足などが挙げられます。
捻挫(ねんざ)
捻挫とは靭帯が伸びることによって損傷や断裂が起きている状態を指します。
靭帯がある部分であれば、どの部分でもなりますが、通常足首で起きてしまうことが非常に多く、特に外側にくじいてしまうことが多いです。
症状として痛みと腫れが主なもので、神経にも影響を与えているとしびれなども起きることがあります。治療を行わなくても、痛みと腫れは引いていきますが、再発の可能性が高くなったり、関節に違和感が残ることがあるので注意が必要です。